【保育士試験】教育原理の出題傾向と合格のポイント【要点:法律と人物】

保育士試験対策HOIKUSHI

 

こんにちはTOMOです。
私は2019年、保育士試験に独学で合格しました。
「教育原理はどう勉強したらいいのかな」と悩んでいませんか?保育士試験の「教育原理」は、過去問を分析すると出題傾向が見えてくる科目です。
今回はニコイチ科目のひとつ「教育原理」の出題傾向と合格のポイントをご紹介します。

保育士証

スポンサーリンク

【保育士試験】過去問から分析する「教育原理」の出題傾向

「教育原理」の頻出分野は、教育に関する「法律」と「人物」の2分野です。

  • 教育に関する法律 → 「教育の意義と目的」
  • 教育に関する人物 → 「教育の思想と歴史」

出題傾向を過去問から分析しました。

2020年(令和2年)後期「教育原理」

    • 教育に関する法律: 3問
    • 教育に関する人物: 4問
    • 教育の制度: 2問
    • いじめ問題: 1問
      < 全10問 > 

2020年(令和2年)後期の試験では、教育に関する「法律」と「人物」の問題が「10問中7問」出題されています。ニコイチ科目のひとつである教育原理は、10問中6問正解すると合格です。つまり、2つの分野の基礎知識をしっかり押さえると合格できます。

もうひとつのニコイチ科目「社会的養護」についてはこちらです。
【保育士試験】社会的養護の出題傾向と合格のポイント【要点:児童主体】

続いて、解答方法を分析します。

2020年(令和2年)後期「教育原理」

  • 語句の穴埋め: 4問
  • 正しい組み合わせ(〇×問題含む): 5問
  • 正誤問題: 1問
    < 全10問 >

語句の穴埋めと、問題に対する正しい組み合わせを選ぶ解答方法が10問中9問でした。語句の穴埋め問題のポイントは、条文の暗記です。

そこで、教育に関する「法律」と「人物」の具体的な問題をみていきます。

教育に関する「法律」

【2020年(令和2年)後期・問2】
次の文は、「学校教育法」の一部である。
( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

第 22 条  幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な( A )を与えて、その心身の発達を( B )することを目的とする。

第 29 条  小学校は、心身の発達に応じて、義務教育として行われる普通教育のうち基礎的なものを( C )ことを目的とする。

(組み合わせ)
  A  B  C
1 環境 援助 施す
2 教材 援助 教授する
3 教材 助長 施す
4 環境 助長 施す
5 環境 援助 教授する

正解: 4

「学校教育法」の22条は「幼稚園の目的」です。
保育士試験の頻出範囲なので、条文を暗記していれば正解できます。

教育に関する「人物」

【2020年(令和2年)後期・問6】
次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 教育学は、子どもの発達の昨日にではなく、明日に目を向けなければならない。その時にのみ、それは発達の最近接領域にいま横たわっている発達過程を教授の過程において現実によび起こすことができる。

B どの教科でも、知的性格をそのままにたもって、発達のどの段階のどの子どもにも効果的に教えることができる。

【Ⅱ群】
ア ブルーナー(Bruner, J.S.)
イ デューイ(Dewey, J.)
ウ ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)
エ キルパトリック(Kilpatrick, W.H.)
オ スキナー(Skinner, B.F.)

(組み合わせ)
   A B
1 ア イ
2 ア オ
3 イ エ
4 ウ ア
5 ウ オ

正解: 4

ヴィゴツキーは、教育とは「発達の最近接領域」に働きかけるものという理論をとなえた人物です。
Bはブルーナー『教育の過程』の一説。
ブルーナーは、子ども自身に学問を発見させる「発見学習」をとなえた人物です。
Ⅱ群の人物は頻出範囲の人物ばかりなので、ポイントを押さえて暗記しましょう。

▼保育士試験対策におすすめの本


試験へ向けてひとつひとつ勉強するには一問一答が便利です。

スポンサーリンク

【教育原理】合格のポイントまとめ

保育士試験

教育原理の頻出分野は教育に関する「法律」と「人物」の2つです。
教育原理に合格するために、ここだけは押さえておきたいポイントをまとめました。

  • 教育に関する法律 → 「教育基本法」「学校教育法」
  • 教育に関する人物 → ベスト3「デューイ、ルソー、ペスタロッチ」

教育に関する法律

「教育基本法」には、日本の教育の目的が書かれています。
保育士試験で毎回のように出題される法律です。特に4、9、10、11条は重要ポイント。

「教育基本法」4条 - 教育の機会均等
すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。

「学校教育法」には、学校とは何かが書かれています。特に1条と22条が重要ポイントです。

「学校教育法」1条 - 総則
この法律で、学校とは、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする。

「学校教育法」22条 - 幼稚園
幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。

「日本国憲法」もよく出題されます。
基本的人権や学問の自由など、すべての法律の要です。ポイントは26条。

  • 第26条「教育を受ける権利、教育の義務、義務教育の無償」

教育に関する人物

教育の歴史に欠かせない人物が出題されます。何をした人物かが問われます。頻出ベスト3の人物は「デューイ、ルソー、ペスタロッチ」です。

  • デューイ
    シカゴ大学で実験学校を創り、「児童中心主義」をとなえた人物です。著書『学校と教育』
  • ルソー
    大人は子どもの自発性を援助する存在だという、「消極的教育」をとなえた人物です。著書『エミール』
  • ペスタロッチ
    直観教育」をとなえた人物。「生活が陶冶(とうや)する」「玉座の上にあっても木の葉の屋根の蔭に住まっても同じ人間」という言葉を残しました。著書『隠者の夕暮れ』『シュタンツ便り』『白鳥の歌』

そのほかの重要人物はこちらです。

  • フレーベル
    世界初の幼稚園「キンダーガルテン」を創設。教育遊具(おもちゃ)「恩物」を作りました。
  • コメニウス
    近代教育の父。著書『世界図絵』『大学教授』
  • ロック
    子どもの白紙の心に教育をするという「白紙説(タブラ・ラサ)」をとなえた人物です。
  • ブルーナー
    子どもが自ら発見して学ぶ内発的動機付けが大切だという「発見学習」をとなえた人物です。
  • モンテッソーリ
    子どものいえ」を創設した女性医師。ピンクタワーなどで知られる「モンテッソーリ教具」を作りました。

以上、教育原理の合格ポイントをまとめました。
「教育原理」について詳しくはテキストをどうぞ。テキストは上下巻です。

テキストの選び方について詳しくはこちらにまとめています。
≫保育士試験に独学で合格しよう!おすすめのテキスト3選

テキストを何度もくり返し読むことで知識が定着します。インプットが終わったら、次はアウトプットが効果的です。過去問をくり返し解きましょう。過去問の選び方はこちらにまとめています。
≫おすすめの過去問題集3選+一問一答

ニコイチ科目は、難しいと感じる方が多い科目のひとつです。
通信教育では「教育原理」のわからないところを質問したり、添削指導も受けられます。効率的に勉強が進むので、独学に比べ近道かなと思います。
費用も大学や専門学校に比べ、圧倒的に安いです。
≫ユーキャンの保育士講座

保育士試験合格のお役に立てれば幸いです。

HOIKUSHISTUDY
スポンサーリンク
idea-noto
タイトルとURLをコピーしました