BTSの楽曲には日本語バージョンがあります。
なぜ外国語である日本語で歌うのか、日本語バージョンと日本オリジナルの違いについてまとめました。
BTS(防弾少年団)はなぜ日本語で歌うのか
BTS(防弾少年団)の楽曲のほとんどは母国語である韓国語ですが、英語、日本語、中国語の歌も発表しています。
外国語のなかでは日本語の曲を最も多くリリースしています。
BTSに限らず、韓国のK-POPアーティストは日本でもデビューすることが多いです。日本は音楽市場が世界2位であり、人口は韓国の2倍、そして韓国から最も近い国です。
▼国別音楽市場ランキング(2020年度)
- 1位:アメリカ
- 2位:日本
- 3位:イギリス
- 4位:ドイツ
- 5位:フランス
- 6位:韓国
日本では日本の芸能事務所やレコード会社と契約して活動します。そして韓国でヒットした曲の日本語バージョンや、日本オリジナル曲をリリースします。
BTSのジミンは日本語バージョンを歌うことについて、「いつも韓国語の歌詞で歌っていて、それに慣れているから日本語の歌詞で歌うことは難しい」と語っていました。
日本語と韓国語には、言語の構造や発音の違いがあります。
努力家で完璧主義として知られるジミンは、思うように発音できないことをもどかしく感じることがあるようです。
BTS日本語バージョンと日本オリジナル曲の違い
BTS(防弾少年団)の日本語曲は「日本語バージョン」と「日本オリジナル曲」の2種類です。
日本語バージョン(Japanese ver.)とは
日本語バージョン(Japanese ver.)はもともと韓国語で作られた曲を日本語の歌詞に置き換えた楽曲です。
▼BTS日本語バージョンの楽曲
例)
- 「Blood Sweat&Tears」→「血、汗、涙 -Japanese ver.-」
- 「DNA」→「DNA -Japanese ver.-」
- 「Boy With Luv」→「Boy With Luv -Japanese ver.-」など
▼「Blood Sweat&Tears」の韓国オリジナル版
「Blood Sweat&Tears」はアルバム『WINGS』(2016.10.10)のタイトル曲です。
▼「Blood Sweat&Tears」の日本語バージョン
歌詞を日本語にした日本語バージョンの「血、汗、涙 -Japanese ver.-」は2017年5月10日にリリースされました。
「I NEED U」「RUN」「DNA」「Boy With Luv」などの人気曲には日本語バージョンがあります。日本語バージョンの楽曲は日本オリジナルアルバムに収録されています。
日本で発売されたアルバムについて詳しくはこちらにまとめています。
»BTS(防弾少年団)日本版アルバム&シングルCD一覧【収録曲まとめ】
日本オリジナル曲とは
日本オリジナル曲はもともと日本語の歌詞で作られた楽曲です。
韓国で韓国語の歌詞に変えてパフォーマンスされることもあります。
▼BTS日本オリジナル曲
例)
- 「Film out」
- 「Stay Gold」
- 「Lights」など
最新のBTS日本オリジナル曲は「Film out」(2021)です。
BTSの日本オリジナル曲と日本語バージョンについて詳しくはこちらにまとめています。
»BTS(防弾少年団)日本語曲一覧【日本語バージョン&MV人気ランキング】
日本語バージョンや日本オリジナル曲は、日本開催のライブや日本の音楽番組への出演時にパフォーマンスされます。
以上、BTSはなぜ日本語で歌うのか、日本語バージョンと日本オリジナル曲の違いについてまとめました。参考になれば幸いです。あんにょん!
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