ハングル文字を覚えたいあなたへ。
韓国語とハングルの違い、ハングル文字とは何か、ハングル文字の覚え方、子音・母音・パッチムの構成、ハングルを覚えるおすすめテキストをまとめました。
韓国語とハングルの違い
韓国の言葉は「韓国語」、韓国の文字を「ハングル」と言います。
日本だと「日本語」と、「漢字、ひらがな、カタカナ」のことです。
韓国語の語順
韓国語の語順は日本と同じです。
ハングル文字とは【全部で24文字】
ハングル文字は、2〜4つの文字がセットになって1つの文字を形成しています。
例えば、ハングル文字「아 (ア)」は「ㅇ +ㅏ=아」です。
「ㅇ」や「ㅏ」は全部で24文字です。
24文字から2〜4つの文字を組み合わせたものがハングル文字です。
ハングルは表音文字
ハングルは表音文字(素性文字)です。
「表音文字」とは、文字そのものが発音を表している文字のことです。
日本語だと平仮名とカタカナは表音文字です。
「あ」「ア」など、一文字に対して読み方が決まっています。
漢字は表語文字です。
「表語文字」とは、1つの文字が、1つの語(単語)を表す文字のことです。
ハングル文字の構成
ハングル文字は「子音と母音」もしくは「子音と母音とパッチム(子音)」の組み合わせです。
▼ハングルの構造
- 子音+母音
- 子音+母音+パッチム
組み合わせのパターンは4つです。
- 子音が左、母音が右
- 子音が上、母音が下
- 子音が左、母音が右、パッチム
- 子音が上、母音が下、パッチム
パターン① : 子音が左、母音が右
子音 | 母音 |
子音「ㅅ (s)」と母音「ㅏ (a)」を左右に組み合わせると「사 (sa)」になります。
例 )
子音「ㅅ (s)」+母音「ㅏ (a)」
→「사 (sa)」
パターン② : 子音が上、母音が下
子音 |
母音 |
「s」の音の子音である「ㅅ」に「o」の音の母音である「ㅗ」を上下に組み合わせます。
「소」という文字になり、発音は「so」となります。
例 )
子音「ㅅ (s)」+母音「ㅗ (o)」
→「소 (so)」
パターン③ : 子音が左、母音が右、パッチム
子音 | 母音 |
パッチム |
パターン1の例、「사」という文字の下に「n」の音の子音である「ㄴ」をつけます。
「산」という文字になり、「san」と発音します。
終声音をパッチムと呼びます。
パッチムは、「子音+母音」の後に来る「子音 (終声)」のことです。
例 )
「사 (sa)」+パッチム「ㄴ (n)」
→「산 (san)」
パターン④ : 子音が上、母音が下、パッチム
子音 |
母音 |
パッチム |
パターン2の例、「소」という文字の下に「n」の音の子音である「ㄴ」組み合わせます。
「손」という文字になり、発音は「son」となります。
例 )
「소 (so)」+パッチム「ㄴ (n)」
→「손 (son)」
初心者におすすめ! ハングル文字を覚えるテキスト
初心者におすすめの「ハングル文字」を解説したテキストをまとめました。
▼ハングル文字を覚える
おすすめテキスト
- はじめてのハングル練習帳
- 3日でマスター!ハングルドリル
- ひらがなで覚えるハングルノート
- 1時間でハングルが読めるようになる本
- 「あいうえお」から覚える
いちばんやさしいハングル練習ノート
はじめてのハングル練習帳
3日でマスター!ハングルドリル
いちばんカンタン!ひらがなで覚えるハングルノート
1時間でハングルが読めるようになる本
「あいうえお」から覚える いちばんやさしいハングル練習ノート
以上、韓国語とハングルの違い、ハングル文字とは何か、ハングル文字の覚え方、子音・母音・パッチムの構成、ハングルを覚えるおすすめテキストをまとめました。
韓国語のおすすめテキストはこちらにまとめています。
韓国の名前の呼び方についてはこちらにまとめています。
参考にしていただければ幸いです。